レオスの市況解説2024年3月27日
◆本日の動画にでてきた用語解説

■NYダウ(ニューヨーク・ダウ)
アメリカのダウ・ジョーンズ社が算出、発表しているアメリカを代表する株価指数。ニューヨーク証券取引所やナスダック市場に上場している合計30銘柄を対象に算出している。

■消費者信頼感指数(コンファレンスボード)
米国の経済団体や労働組合などで構成される民間の非営利調査機関であるコンファレンスボード(全米産業審議会)が、消費者に対するアンケートを基に調査した消費者のマインドを指数化したもの。

■リバランス
月末・月初に多いといわれているポジションを調整する動き。

-----------------------------
◆動画原稿全文
0:00
こんにちは、レオス・キャピタルワークス、トレーディング部の佐々木です。

0:13
本日の日経平均株価は、前日比プラス0.9%となる364円70銭高い、40,762円73銭で取引を終えました。

0:23
昨日の米株市場は続落。イースター休暇を控え、日中のNYダウは概ねプラス圏で推移していましたが、引けにかけて急落する展開でした。発表された耐久財受注やコンファレンスボード消費者信頼感指数に対しても株の反応は小動き。

0:42
月末の株売り・債券買いリバランスの動きも警戒される中、引け味の悪い値動きとなっています。

0:51
その他のヘッドラインでは、昨日の日本時間午後に発生していた米東部ボルティモアでの橋崩壊とそれによる影響が懸念されており、一部の自動車やエネルギー株がやや売られる反応となっています。

1:05
そして本日の日本市場は上昇して始まります。昨日に引き続き、寄り後にじりじりと買われると、その後は一時失速する場面もありましたが、10時以降も再び買い優勢となって上値を切り上げていきます。四半期末という環境下で、機関投資家が受け取る見込みの配当金を先回りして投資する、配当再投資の需要が1.2兆円と予想されるほか、本日は新NISAが始まって初めてとなる、配当取りの権利付き最終日でもあることから、本日一気に買いが膨らんでいることがうかがえます。
物色動向では「3メガ銀が10兆円に上る持ち合い株の売却を加速へ」とヘッドラインがあった銀行株が買われたほか、半導体関連株にも買い戻しの動き。国土交通省が発表した2024年の公示価格が全国平均で2.3%上昇(3年連続増でコロナ前も回復)となったことも追い風に不動産株が堅調と全般買われる動きでした。

2:08
ランチタイムの鈴木財務大臣の為替に関する発言や「日銀総裁:当面、緩和的金融環境が継続する」といった発言もある中、後場の日経平均株価は一時41,000円台に迫る場面もありましたが、

2:23
利益確定の動きなのか、引けにかけては上げ幅を縮小して40,762円で取引終了となりました。
「レオスの市況解説」は4月よりリニューアルいたします。リニューアル後も引き続き「レオスの市況解説」をよろしくお願いいたします。

以上、レオス・キャピタルワークスがお送りしました。
-----------------------------

・4月からの毎営業日の市況解説はテキスト画像での配信となります。
コミュニティ欄よりご覧いただけます。
https://www.youtube.com/@Rheoscapitalworks/community

・5月中旬から予定しているコンテンツは引き続き、
本動画と同様の再生リストにて配信予定です。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLkwGm3S_gh8S8ZxCjDblPMYOouibgrWUH

引き続き、レオスの市況解説をよろしくお願いします。


ひふみ公式サイト https://hifumi.rheos.jp/
口座開設はこちら https://hifumi.rheos.jp/apply/
ひふみ公式X(Twitter) https://twitter.com/rheos123
レオス公式Facebook https://www.facebook.com/rheos.capital.works/
投資信託に係るリスク・費用 https://www.rheos.jp/policy/risk/
レオス・キャピタルワークス株式会社 https://www.rheos.jp/
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1151号
一般社団法人投資信託協会会員/一般社団法人日本投資顧問業協会会員
5297