レオスの市況解説2021年1月22日
◆本日の動画にでてきた用語解説
【ECB理事会】0:30
欧州中央銀行(ECB)の最高意思決定機関のこと。金融政策などが議論される。

【ハイテク株】1:00
電機や精密、ITなどの業種で、高度な技術力(ハイテク)を持つ企業の株式のこと。

【グロース株】1:26
企業の売り上げや利益の成長率が高い株式のことで、「成長株」とも呼ばれる。

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◆動画原稿全文
こんにちは、レオス・キャピタルワークス、トレーディング部の佐々木です。本日の日経平均株価は、前日比マイナス0.44%となる125円41銭安い、28,631円45銭で取引を終えました。昨日の米国市場は高安まちまちでした。欧州時間に行われたECB理事会では、予想通り政策維持が決定されたものの、金融緩和策について、現在の環境が維持できるのであれば「債券の購入枠を全額使用する必要はない」と発言。緩和策縮小の方向性が意識されたのか、欧米各国の金利が反応する場面がありました。そして米国時間に入ると、経済指標が好調だったほか、決算発表への期待が高くなっているハイテク株の買いが相場を支えました。過去最高値の水準に位置している主要3指数は上値の重さが目立ったものの、前日弱かった半導体関連も持ち直しています。そして日本市場は反落して始まりましたが、寄り後は下げ渋る立ち上がりとなります。物色動向は、コロナ禍で勝ち組となってきたようなグロース株への買いが目立ち、化学やその他製品、精密機器といった業種が指数を支えました。また前日にプラス3.7%まで上昇を強めたマザーズ市場も売られることなくプラスで推移しており、昨日の物色が一部継続しているような印象もあります。そのような中、「香港、週内に一部地域をロックダウンするーSCMP」との報道があり、軟調にスタートした香港市場は更に下げ幅を拡大。また他のアジア市場も前日の流れから一転してほぼ全面安の展開でした。それでも後場に入ると、前場軟調だった一部の銘柄が切り返してきたほか、「東京五輪中止」との観測報道で売られた関連株も徐々に回復が見られるなか、日経平均やTOPIXは小幅安まで戻して取引終了となりました。以上、レオス・キャピタルワークスがお送りしました。

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