俳優のティモシー・シャラメさん主演の映画「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」（ジョシュ・サフディ監督、2026年3月13日公開）の特報映像が12月19日、公開された。

物語は1950年代の米ニューヨークを舞台に、実在の卓球選手マーティ・リーズマンさんの人生に着想を得た内容。卓球人気の低いアメリカで世界を夢見る天才卓球プレーヤー、マーティ・マウザー。親戚の靴屋で働きながら世界選手権に参加するための資金を稼ぐ。ロンドンで行われた世界選手権で日本の選手に敗れたマーティは、次回日本で行われる世界選手権へ参加し、彼を破って世界一になるために、ありとあらゆる方法で資金を稼ごうとする……。

シャラメさんが主役のマーティを演じるほか、引退したアメリカの有名女優ケイ役でグウィネス・パルトロウさん、マーティの友人役でタイラー・ザ・クリエイターさん、マーティの恋人役でオデッサ・アザイオンさん、ケイの夫・ミルトン役でケビン・オレアリーさんが出演。

日本でも撮影が行われた同作では、マーティの最高のライバルとなる日本人選手エンドウ役として、東京2025デフリンピック卓球日本代表の川口功人選手も出演している。

初出しとなる本編映像を使用した特報映像は、「俺には目的がある」というマーティの力強いセリフから始まり、川口選手演じるエンドウとの卓球シーンも登場。さらには、恋人・レイチェルとの熱いキスシーンや、親友・ウォーリーと大金にせしめる姿、男と金でモメる様子や、レイチェルに「ナルシストのゲス野郎！」とののしられるシーンも収められている。