韓国発・精神崩壊スリラー!制御不能な暴力性を持つ娘&必死に抑え込もうとする母親 『侵蝕』
映画『侵蝕』が、9月5日より新宿ピカデリーほか全国公開。

 このたび解禁された本予告では、7歳の少女が無垢な友達に対して繰り返す、目を覆いたくなるような危険行為から幕を開ける。彼女は、黒く塗り潰されたような目でカメラを見つめ、「ママも、私が怖い?」と笑みを浮かべながら問いかける。その一言が、すべての悪夢の始まりを告げる。制御不能な暴力性を持つ娘を必死に抑え込もうとする母親の絶望と恐怖。

 そして20年後、過去に闇を抱えた二人の周囲で起こる不可解な出来事が、生活を崩壊へと導いていく。火傷でただれた手、何者かに首を絞められる男、プールに沈む子どもの小さな体、血まみれのまま微笑む女、業火に包まれ暴れ狂う者――。

 次々に現れるショッキングなイメージの連続は、理性の境界を容赦なく踏み越えていく。過去と現在、そしてまだ見ぬ未来が錯綜する中で、あぶり出されていく「生まれながらの怪物」とは?登場人物たちがそれぞれに抱えた狂気が静かに互いを侵蝕していく中で、観る者は最後まで“正気”を保っていられるのか…観る側の精神の限界も試される映像となっている。