<フル>永山瑛太 カンヌの恥ずかしい思い出‥ 「捕らわれた宇宙人みたいだった」 映画『怪物』初日舞台挨拶
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映画『怪物』が公開初日を迎え、舞台挨拶が行われました。

この作品は、カンヌ国際映画祭で脚本賞とクィア・パルム賞を受賞。
登場人物それぞれの視線を通した『怪物』探しの果てに、彼らは何を見るのか?
その結末に心揺さぶられる、ヒューマンドラマです。

イベントにはキャストの安藤サクラさん、永山瑛太さん、黒川想矢さん、柊木陽太さん、角田晃広さん、中村獅童さん。脚本の坂元裕二さん、監督の是枝裕和さんが登壇。

安藤さんは、カンヌでの授賞式に参加したことを振り返り「『あっ‥、本当にこの場所にいられるんだ』と素晴らしい瞬間を感じた。もの凄いことだなんだと実感。すごく素晴らしい経験ができ、大興奮だった」喜びました。

永山さんは、レッドカーペットを歩いた思い出として「世界中の人が(是枝監督へ)『コレエダ!コレエダ!』と叫んでおり、たまに『コレ、エイタ!』と言われた気がして、振り向いたけれど全然こっちを向いていなくて、とても恥ずかしい思いをした」と赤裸々に紹介。
さらに「最後、壇上に上がる時は、是枝監督から『両手で手を振ってね』と指示をされた。だから僕は両手で手を振り、坂元さんも横で両手で手を振っていたんですけど、そこだけ写真で抜かれていて、二人だけ捕らわれた宇宙人みたいだった」と明かし、会場の笑いを誘いました。

坂元さんも「歓声があまりにもすごくて、一人で一つの手で振っても、なんか返しきれていない気がした。だから両手を上げてしまったら宇宙人になってしまった」とコメントしました。

お笑いトリオ・東京03としても活躍する角田さんは、初の是枝組への参加。
撮影現場の様子について「必要以上に無駄な緊張感を持って現場に行ったけど、空気は凄く穏やかだった。是枝監督の口調もご丁寧で優しい。それが逆に怖いというのもあったけど(笑)」と満足そうに振り帰りました。
すると、安藤さんは「ちょっと一言よろしいですか?本番中に(角田さんは)めっちゃ笑かしに来た」と暴露。中村さんからも「ふざけているんですか!?真面目にやって下さい」と叱れる始末。

一方、是枝監督からは、角田さんの演技について「お笑い芸人で、すごく演技が上手い人もいるが、角田さんはその一人。セリフの間合いの取り方が素晴らしく、画面の中でのポジション取りが上手。凄く的確なところにいるし、タイミングよくフレームに入ってくるのは、天性のもの」と高評価。角田さんは「ありがとうございます!感謝します」と深々と頭を下げました。

ラストはフォトセッション。
登壇者は、皆んなで両手をあげて“捕らわれた宇宙人”に。
またしても、会場の笑いを誘いました。

映画『怪物』は現在公開中!

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