レオスの市況解説2023年1月26日
◆本日の動画にでてきた用語解説

■FRB
Federal Reserve Boardの略称。アメリカの中央銀行制度の最高意思決定機関で、日本語では「連邦準備理事会」とも呼ばれる。

■ハト派
元は政治的傾向の分類で、平和的に問題を解決しようとする穏健派のこと。
金融政策においては、景気への配慮を重視し金融緩和に前向きなスタンスとなる。⇔タカ派

■VIX
ボラティリティ・インデックス(Volatility Index)の略で、投資家が株価の先行きにどれほどの振れ幅を見込んでいるかを示す「株価変動率指数」のこと。
米国の代表的な株価指数であるS&P500種指数のオプション取引をもとに算出・公表している。

■リバーサル
モメンタム相場の逆の動きで過去に株価が下落または伸び悩んでいた銘柄ほど上昇する相場。

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◆動画原稿全文
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こんにちは、レオス・キャピタルワークス、トレーディング部の福江です。

0:13
本日の日経平均株価は、前日比マイナス0.12%となる32円26銭安い、27,362円75銭で取引を終えました。

0:25
昨日の米株市場は高安まちまちでした。現FRBメンバーではハト派なブレイナード副議長が国家戦略会議の次期委員長候補との報道、また決算リアクションのマイクロソフトが▲4%超下落となる中、立ち上がりは久しぶりに大きめな値動きで主要指数は▲1%超の下落スタートとなります。

0:51
しかしその後カナダ中銀が+25bpsの利上げを実施。この幅自体はコンセンサス通りでサプライズはありませんでしたが、利上げ打ち止めを示唆したことで地合いが改善。朝方弱かったマイクロソフトも一時プラス圏に浮上するなど、VIX低下からの株買いのような雰囲気となると、主要指数はほぼフラットまで戻しての大引けとなりました。

1:16
そして本日の日本市場は小幅高で始まりましたが、こちらは昨日までの底堅さから一転して上値が重い立ち上がりで、前場中盤にはマイナス圏入りとなります。物色動向は大きな傾きこそなかったものの、欧州の海運大手2社が提携“解消”を発表、このアライアンスは運賃の安定化に寄与していたとの指摘もあり、コンテナ運賃の価格不安から日本でも海運株が売られる流れとなりました。これを受けて中期のリバーサル模様となったほか、リスクファクターも弱含む動き。ただし相場全体感は非常に静かで、日経平均株価は小幅安で小甘い値動きが続きます。

2:01
外部市況では、昨日の韓国に続いて、本日連休明けとなった香港市場もギャップアップスタートと、アジア時間の地合いは良好だったものの、既に連休中に上昇していた日本市場への波及買いは限定的でした。その後もこれといった材料もない中、方向感のない値動きが続いていましたが、日経平均株価は引けにかけてはやや下げ幅を縮小して5日ぶり小反落での大引けとなりました。

2:30
今晩は米・10-12月期GDPの発表です。市場予想は前期比年率で+2.6%、前期から鈍化予想となっていますが個人消費が下支えする予想となっています。

以上、レオス・キャピタルワークスがお送りしました。

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