レオスの市況解説2023年1月25日
◆本日の動画にでてきた用語解説

■EPS
Earnings Per Shareの略称で和訳は1株当たり利益。一株に対して最終的な当期利益(当期純利益)がいくらあるかを表す。

■ギャップアップ
前日の終値よりも当日の始値が高値で寄り付くこと。

■200日移動平均線
過去200日の価格を平均したもの。1年は約250営業日なのでざっくり1年間の平均した価格となる。長期トレンド指標として注目される。

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◆動画原稿全文
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こんにちは、レオス・キャピタルワークス、トレーディング部の福江です。

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本日の日経平均株価は、前日比プラス0.35%となる95円82銭高い、27,395円1銭で取引を終えました。

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昨日の米株市場は高安まちまちでした。NY証券取引所で一部銘柄の寄り付きオークションが行われなかったというシステム障害が発生。一部取引の無効という異常事態となりましたが、米株価指数は多少乱高下するも波乱とはならず、落ち着いた立ち上がりとなります。経済指標では、景況感系の指標が年始に急低下を見せていたことから、一部で注目されていた1月米PMIが、製造業・サービス揃って前月から改善・予想上振れという良好な結果。しかし、株価指数は大きなリアクションはなく、前日終値近辺で方向感のない値動きと非常に投資家アクティビティの低い1日でした。

1:15
物色動向でも前日大幅高の反動からテック関連が上値の重い値動き、また空売りが多い銘柄群や個人投資家が好んで投資している銘柄群がアンダーパフォームと、前日相場の修正がメインといった内容でした。なお引け後のマイクロソフト決算はEPS上振れで一旦上昇するも、クラウドビジネス懸念から売りなおされて時間外ではマイナス圏となっています。

1:44
そしてこの流れから本日の日本市場は小反落スタートとなりますが、立ち上がりから買いが先行してプラス圏に浮上と、引き続き日本市場の底堅さを示すような値動きとなります。物色動向では前日材料なしに急落していた鉄鋼が大幅反発を見せたほか、巨額の投資信託設定との噂も流れる中でインバウンド関連株が強い値動きを見せていました。

2:12
他のアジア市場は旧正月で引き続き休場の市場が目立っていましたが、本日再開した韓国市場はギャップアップスタートで200日移動平均線をトライと連休明けの地合いは良好。

2:26
米株先物こそ小甘い推移だったものの、アジア時間全体の地合いは悪くなく、日経平均株価は後場に入ると一段と騰勢を強めて3桁の上げ幅となります。ちょうど12月に開けた窓埋め水準という事で更なる上値追いこそなかったものの、引けにかけても底堅く推移すると12月中旬以来の高値圏での大引けとなりました。グローバルで出遅れていた日本市場のキャッチアップが継続中です。

以上、レオス・キャピタルワークスがお送りしました。

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