レオスの市況解説2022年1月17日
◆本日の動画にでてきた用語解説

■S&P500 0:41
米国で時価総額の大きい主要500社で構成する時価総額加重平均型の株価指数のこと。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが算出。

■バリュー株 1:30
PBR(株価純資産倍率)などの株価バリュエーション指標が割安な株。企業の実態価値に比べて、現在の株価が割安である株式のことで、「割安株」とも呼ばれる。

■グロース株 1:30
企業の売り上げや利益の成長率が高い株式のことで、「成長株」とも呼ばれる。

■GDP 1:55
国内総生産のことで、一定期間内に国内で新たに生み出されたモノやサービスの付加価値のこと。
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◆動画原稿全文
こんにちは、レオス・キャピタルワークス、トレーディング部の岡田です。本日の日経平均株価は前日比プラス0.74%となる209円24銭高い、28,333円52銭で取引を終えました。金曜日の米国株は高安まちまちでした。小売売上高は予測を大幅下振れ、銀行大手JPモルガンの決算は数字こそ堅調も中身が冴えず同社株は大幅安、JPモルガンCEOが最大で今年7回の利上げ予想など悪材料が並ぶ中、S&P500は▲1%安水準まで売り込まれる場面が見られたほか、金利は大きく上昇しました。それでも終盤は切り返して日中の高値圏で引けています。セクターでは銀行や小売り関連が冴えなかった一方、ウクライナ情勢の悪化を背景にした原油高が好感されたエネルギー株や直近軟調だった半導体株の強さも目立ちました。積極的な押し目買いが入ったというよりは、三連休前、そして下値の底堅さを受けて弱気ポジションの持ち高調整の買いが下支え役となった印象です。本日の日経平均株価は反発して始まりましたが、寄り後は動意薄商状となります。米国市場もバリュー/グロース間で大きな乖離が発生していませんでしたが、日本株もあまり特徴が見られませんでした。日中、首都圏一都三県にまん延防止重点措置の適用を検討と報じられて経済活動再開時の恩恵銘柄が売り込まれる場面が見られましたが、日経平均株価自体は小動きとなります。また中国ではGDPが予測比上振れ、人民銀行が利下げなどの材料もありましたが、米国休場の影響もあってか全般方向感は出ませんでした。ただし、マザーズに関しては序盤こそ底堅い動きを見せたものの、前場終盤から軟調となり昨年来安値を更新と厳しい動きが継続しています。短期的な注目は明日の日銀政策決定会合です。最近は現状維持が続いていることもあり関心度の低い日銀会合ですが、先週「2%の物価目標達成前に利上げ可能か議論」と報じられたことを受けて、今回はやや注目度が高まっています。以上、レオス・キャピタルワークスがお送りました。
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