レオスの市況解説2022年1月14日
◆本日の動画にでてきた用語解説
■Fed 0:50
連邦準備制度。Federal Reserve SystemのFederalを略してFed(フェッド)と呼ばれ、FRSともいう。米国の中央銀行制度のこと。連邦準備理事会、連邦公開市場委員会、全米12地区の連邦準備銀行から構成される。

■グロース株 0:57
企業の売り上げや利益の成長率が高い株式のことで、「成長株」とも呼ばれる。

■サポートライン 1:23
チャート上で、過去の株価の下値と下値を結んだ線のこと。 「下値支持線」ともいう。この位置まで株価が下落すると、下げ止まるか反発に転じるとみられる。

■バリュー株 1:41
PBR(株価純資産倍率)などの株価バリュエーション指標が割安な株。企業の実態価値に比べて、現在の株価が割安である株式のことで、「割安株」とも呼ばれる。
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◆動画原稿全文
こんにちは、レオス・キャピタルワークス、トレーディング部の福江です。本日の日経平均株価は、前日比マイナス1.28%となる364円85銭安い、28,124円28銭で取引を終えました。昨日の米国市場は、一旦落ち着いていた循環物色が再開される中での反落でした。12月PPIは対予想比でやや下ブレ、30年入札も無難通過となる中で米金利は大きく低下。株も一部半導体関連株の好決算もあり小確り始まりましたが、引き続きFed高官はタカ派発言が続く中で日中では金利は低下していたにも関わらず、年始のようなグロース売り模様となると引けにかけて崩れる動きとなりました。本日、相場が動いたのが寄り前です。一部報道で「日銀がインフレ2%達成前に、利上げの可能性」といった観測報道ヘッドラインが流れると、日経先物・JGB先物が揃って売られる動き。そして日経平均株価はギャップダウンして始まると、先月のサポートラインで何度か押し目買いから戻りを試す動きをみせましたが、地合いが腰折れ気味なのは間違いなく、ズルズルと売られる動きとなります。物色動向は昨日の米国株の流れ、JGB金利高から、バリュー選好の動きは継続。報道自体の信ぴょう性は高くはないものの、その後も他のアジア市場が軟調に始まった流れから、再度売りが膨らむと日経平均株価は500円超す下落となり節目28,000円割れ。非常に厳しい前場となりましたが、それでも後場は前場TOPIXが▲2%超での折り返しだったので、昨年10月以来となる日銀ETF買い期待も高まる中、持ち直しの動きをみせます。物色動向は後場もバリュー選好のままだったものの、指数は引けにかけても上昇する動きを見せての大引けでした。なお引け後に発表された、年明け先週分の週間主体別動向では海外投資家が現物買い越し。年始から海外投資家保有が高かった銘柄群の弱さが異様だったことを鑑みると、単純な売りではなく循環的な動きが大きかったのかもしれません。以上、レオス・キャピタルワークスがお送りしました。
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