レオスの市況解説2021年11月30日
◆本日の動画にでてきた用語解説
■MSCI 01:22
アメリカ合衆国・ニューヨークに本拠を置く、金融サービス企業。株価指数の算出や、ポートフォリオ分析など幅広いサービスを提供している企業。

■PMI 01:44
購買担当者景気指数。 企業の購買担当者に新規受注や生産、雇用の状況などを聞き取り、景況感についてアンケート調査した結果を指数化したもの。


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◆動画原稿全文
こんにちは、レオス・キャピタルワークス、トレーディング部の福江です。本日の日経平均株価は、前日比マイナス1.63%となる462円16銭安い、27,821円76銭で取引を終えました。昨日の米国市場は反発でした。日本時間にも出ていましたが、オミクロン株の感染力は高いが重症化率は低い可能性といった見解に加えて、米国時間ではバイデン大統領が現状はロックダウンを検討していない見解を示したことで、過度に高まった緊張感が緩和され、米株は戻りを試しに行く動きとなりました。物色動向ではやはりWithコロナ関連の強さが目立ち、ナスダック100は金曜日の下落を全て取り返しています。そしてこの流れから日本市場も反発スタートとなり、日経平均株価は400円を超える上げ幅となります。物色動向では、前日再度売りなおされた経済再開銘柄がようやくそれなりの大きさで上昇。相場内容も一定の安心感もありましたが、依然オミクロン株の詳細なデータは不明な環境下、本日は引けでのMSCIリバランスによる3,000億円近い資金流出が見込まれているということだけあって、ほぼ寄り付きを高値に上値の重い展開となります。その後始まった、韓国市場はプラスから一気にマイナス圏まで売られ、香港市場も年初来安値を連日更新と不安定な市場も散見されましたが、中国PMIの上振れなどもあり、日本市場は小幅高で揉みあい商状。ところが14時過ぎに一気に相場が動き出します。「モデルナCEO、既存ワクチンの新変異株への効果限定的と予想」とのヘッドラインを受けると相場はリスクオフに傾き、アジア時間ながら米先物E-miniは▲1%以上の下落、米長期金利も大幅低下。さすがの日本市場もこの動きに逆らうことはできずにマイナス圏に沈むと、その後は引けでのリバランス売りも意識され日経平均株価は10月上旬以来となる27,000円台での大引けとなりました。今晩はパウエル議長とイエレン財務長官の議会証言を控えています。以上、レオス・キャピタルワークスがお送りしました。
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