レオスの市況解説2021年11月26日
◆本日の動画にでてきた用語解説

■ディフェンシブ株 0:38
守りに強いという意味で、景気にあまり左右されない株

■リスクオフ 0:54
投資家センチメントが悪化して、相対的に安全と思われる資産に資金を移すこと。 または、そうした地合い。対義語は「リスクオン」

■CPI(米国消費者物価指数) 0:58
アメリカ国内の物価の上昇・下降などの変動を表す経済指数で、米労働省が毎月中旬に公表している。約200項目の品目の価格の変化を調査して指数化したもので、アメリカの国民の生活水準を示す指標のひとつ。

■クロス円 1:15
FX(外国為替証拠金取引)における通貨ペアのうち、米ドル以外の通貨と日本円のペアを指すこと。
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◆動画原稿全文
こんにちは、レオス・キャピタルワークス、トレーディング部の岡田です。本日の日経平均株価は前日比マイナス2.53%となる747円66銭安い、28,751円62銭で取引を終えました。昨日の米国株は感謝祭で休場、欧州株は総じて小確りでした。一カ月ぶりの高値水準まで上昇していた米金利が一服したことを受けて直近弱かったハイテクが物色されたほか、コロナ懸念もあってかディフェンシブ銘柄も底堅い推移となっています。本日の日経平均株価は軟調なスタートとなりました。米国休場もあって夜間の日経平均株価は小動きでしたが、8:30頃から円高に連れて日経平均先物が軟調とリスクオフの動きになります。この時間帯には東京のCPIが発表されていましたが、結果は予想通りでサプライズな内容ではありませんでした。そして日本株市場のオープン後、リスクオフの動きが加速しました。為替市場では円買いに加えてドル買いも進行してクロス円は総じて大幅安、日経平均株価は右肩下がりを余儀なくされます。リスクオフの理由として聞かれたのは南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株の感染が拡大しているとの報道です。この報道自体は東京時間早朝には出ていましたが、米国市場が休場であった為、リスク資産売却の動きが東京株式市場オープン辺りから活発化したのかも知れません。そして強気目線で見ていた短期勢の損切りも入ったとの観測も聞かれるなか、日経平均株価は早々に下落率を2%超まで拡大します。アジア株や米国株先物も軟調とグローバルでリスクオフ商状となりましたが、その中でも日本株の下落が目立ちました。下落率の割に売買代金が膨らんでいないことを鑑みると、米国休場で買い手不足の中、短期勢による仕掛け的な先物売りも下落に拍車をかけた可能性が考えられます。後場中盤以降はやや切り返す動きを見せましたが、リスクオフ地合いの中での週末とあって反発力は限定的で、大幅安水準で引けています。以上、レオス・キャピタルワークスがお送りました。
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