レオスの市況解説2021年11月24日
◆本日の動画にでてきた用語解説

■NASDAQ (ナスダック) 0:31
全米証券業協会(NASD)によって1971年に開設された、米国にある新興企業向けの株式市場の名称。ナスダック総合指数は、上場する全ての銘柄を時価総額加重平均で算出した指数である。

■FRB 0:46
Federal Reserve Boardの略称。アメリカの中央銀行制度の最高意思決定機関で、日本語では「連邦準備理事会」とも呼ばれる。

■グロース株 1:01
企業の売り上げや利益の成長率が高い株式のことで、「成長株」とも呼ばれる。

■リスクオフ 1:04
株式、コモディティなどのリスクのある投資先から安全資産に向かう動き。対義語は「リスクオン」

■バリュー株 1:47
PBR(株価純資産倍率)などの株価バリュエーション指標が割安な株。企業の実態価値に比べて、現在の株価が割安である株式のことで、「割安株」とも呼ばれる。
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◆動画原稿全文
こんにちは、レオス・キャピタルワークス、トレーディング部の福江です。本日の日経平均株価は、前日比マイナス1.58%となる471円45銭安い、29,302円66銭で取引を終えました。連休中の米国市場は大きなインパクトを伴った2極化の動きが発生。ダウがプラスで最も強く、ナスダックが調整気味となっています。3回の米国債入札、石油の戦略的備蓄放出の国際協調決定、ユーロ圏PMIの予想比上振れなどの材料がありましたが、一番効いたのがFRB次期議長人事でパウエル氏続投の決定です。初動こそは株買いの動きを見せましたが、市場が来年に3回の利上げを織り込む中で実質金利上昇の動きから、グロース株が波乱含みの動きとなりました。リスクオフで買われてもいい金も実質金利上昇から売られたほか、投資家ポジションが込み合っている銘柄の下落が大きく一部投げ売りの様相となりました。そして連休明けの日本市場も下落して始まります。立ち上がりこそ約4年ぶりとなるドル円の115円台乗せがあり下げ幅を縮小する場面もありましたが、買いも直ぐに枯渇すると売り崩される値動きとなります。物色動向も米国同様にグロース株売り圧力が強く、マザーズが大きな下落を演じていたほか、Withコロナで盛り上がった銘柄の弱さも目立ちました。その一方でバリュー株が逆行高を演じる動きとなっていたものの、指数自体を支えることはできずに、日本市場は後場に一段安となると日経平均株価は500円を超す下落幅に。他のアジア市場も軟調な市場が目立ったが、日本市場のアンダーパフォームが大きく、日本市場特有の外部環境に振らされやすいという一面がでた1日でした。さすがに引けにかけては小戻ししたものの、大きく切り返すことはできずに大引けとなりました。以上、レオス・キャピタルワークスがお送りしました。
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